あの日から3年を迎えて

ご無沙汰してしまい、すみません。

本当にたくさんの方が応援くださったおかげで、先輩たちとの念願であるキリマンジャロの景色を見ることが叶いました。(山頂にたどり着くこともできました。)さすが浅井先輩、本当に良いところに誘ってくれたな、とありがたく思います。あんな可愛いサルがいたら、一見クールな鏑木先輩も大喜び間違いなしです。笑顔が本当に格好いい人でした。改めて、皆さま本当に本当にありがとうございました。

遅すぎる御礼の挨拶は終えて、今日、327日という日の話をさせてもらいます。

いつまで経っても、あの日から3年というのが遅いのか早いのか判然としませんが、無慈悲にも時間は刻々と過ぎるのだなと実感します。去年も一昨年もこんなことを言っていた気がします。時の流れにおいていかれないように気をつけたいものです。

これからもずっと僕たちは向き合うべきことと、じっくりじっくりと対峙していくことになるのだと思います。そんなの誰もが抱えているものでしょう。毛塚先生、浅井先輩、大金先輩、鏑木先輩、奥、こうすけ、高瀬、ハギ、8人の仲間とみんなの愛すべき人たちに報いるため、1人でも多く、雪崩で、山岳事故で亡くなる人が減るよう、身を守る術、もしものとき誰かをを助けられる術を、自分自身学び、身につけ、探し、広められるよう、努めていきます。

もし、「三輪浦、お前こんなことできるんじゃないか?」と思われるようなことがあったら、ぜひ教えてください。

蛇足ですが、この春から(一年遅くなってしまいましたが…)晴れて大学生として、新たな一歩を踏み出すこととなりました。こんなに拙く、不定期なブログをいつも読んでくださり、本当にありがとうございます。読みに来て下さる方がいる限り、この先も当ブログを続けていきたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。

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コメント

  1. 山下良子 より:

    雪崩事故から3年、亡くなった方たちのご冥福を祈りながら、ブログを読ましていただいてます。

  2. GEN,さん より:

    先ずは大学合格おめでとう!3年前に真摯に向き合っているあなたにエールを送ります。仲間のためにも、これからもいい山を続けて欲しいものです。山の便りを楽しみにしています。

  3. しがない人 より:

    こんにちは
    自分もこの事故で中学時代からの親友を亡くしました。高校は別々になってしまいましたが、それでも頻繁に会うようなとても仲の良かったやつでした。あれからもう3年経ってしまったことが僕も信じられません。きっと5年、10年と経ってもこのつらい経験は生涯忘れることは無いでしょう。でも、僕よりもっと辛い気持ちであった三輪浦さんがここまで前に進んでいる姿を見て自分ももっと前に進みたいな、変わりたいなと感じさせられました。ぜひこれからも前へ進んでいってほしいです。

  4. スズキです。 より:

    私は 雪崩事故の前の年に茶臼岳に登っていた為 凄く衝撃的な思いでニュースを観ていました。 そこから この羅針盤に辿り着き 同じ冬の山を登る者として 雪崩や雪の性質など学ぶようになったのも事実です。
    そして 貴方が経験した過去も これからの未来も 亡くなった方々と共に生きていくよう思います。
    1人じゃないよ 近くで見守ってるから って言ってくれてるんだろうな〜

    今日 峠の茶屋に寄った帰りに 手を合わせに訪問しました。そしたら綺麗な花が添えてありましたよ
    大丈夫!!誰も忘れてないからね