早いものであの日から2年が経ちました。
それだけの時間が過ぎて、僕が実感できたのは、たったの2つです。
まずひとつは、みなさんのおかげで僕は生きているということ。
「去年もそれを言ってなかったかい?」と思われるかもしれませんが、これに尽きます。
本当に本当にありがとうございます。
もうひとつは、どんなに強がったことを言っても、寂しいってことです。
みんなで過ごした、あのメンバーで登った1年間が楽しかった。8人が亡くなった後も、それを追いかけて、ただそれだけでここまで来てしまいました。
今、こうして色々な方が事故の再発防止を掲げて活動してくださっていますが、その波が大きくなって、広がって、少しでもたくさんの人の中で彼らが生きていてくれたらなと願うばかりです。
もう高校も卒業してしまったので、いつまでもなくしたものを追いかけてもいられません。そろそろ進まねば。(まだ進んでいなかったんです。私。)
たぶん、すべての人に忘れられない日があると思います。
その日がみなさんの明日を照らしてくれることを心から祈っています。
頑張るから、みんな見てて下さい!
拙い文を最後まで読んで下さりありがとうござます。
2019年3月27日
三輪浦 淳和
コメント
本日の朝日小学生新聞を見て、こちらのブログを訪ねさせていただきました。
私は三輪浦さんと同い年で、中高の間ワンダーフォーゲル部におりました。とはいっても、三輪浦さんの高校の山岳部のように本格的な登山をしていたわけではなく、ハイキングの延長程度のものでした。それでも私も山が好きだと感じますし、大学に行ってからも山登りをちょくちょくしたいと思っています。時には、今までとは違うような、厳しい山に登ろうと思うこともあるかもしれません。そんな時には、三輪浦さんのように知識と覚悟を持って臨まねばならないのだと感じています。だからこれからも、三輪浦さんの山にまつわる活動を陰ながら応援していきたいと思います。頑張ってください(これが正しい応援の言葉かどうかはわかりませんが…)。