はやいもので

2021年3月27日がやってきました。
2017年3月27日、春休み3日目にみんなが亡くなってから4年が経ちました。
当時16,17歳だった部員たちも全員成人を迎えたことになります。
みんなが生きていたら、今頃どこで何をしているのだろうと思いを馳せました。
皆さんはこの4年間、どう過ごされてきたでしょうか。
彼らの数多くの友人,仲間のわずか1人の私も、皆さんが日常のなかで時々彼らのことを思い出してくれたら嬉しいです。

今年はチューリップを供えてきました。
写真の頃は朝8時半だったのでまだ蕾がひらいていませんが、お昼には綺麗な姿を見せてくれたと思います。

蛇足ですが、少し私自身の話を。
この1年は、世情も踏まえ山に入ることを控えていました。
山から離れ、雪崩教育の機会に立ち会い、多くを学ぶことができました。
その中で救助してくださる側の方との関わりができ、どういう気持ちで人を助けているのか、ごくわずかではありますが知ることができたのではないかと感じています。微力ながら私もその方々のように誰かのお役に立てるよう、時間をかけながらでも志をもって雪崩に向き合っていきたいです。
誤解を恐れず言うなら、有意義な一年を過ごせたと思います。

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コメント

  1. GENさん より:

    久々のブログ拝見しました、もう4年になるのですね。3月27日という日は、私も心に留めております。私の地元の地方紙(秋田魁新報)4月1日号「列島各地の話題」欄に貴君の事が載っておりました。「雪崩の犠牲減らしたい」とのタイトルで、昨年11月に宇都宮で開催された「雪崩事故防止研究会」での講演会の様子が写真と共掲載されておりました。コロナ禍で何かと不自由な大学生活だったと思いますが、有意義な1年だったようで何よりです。